相続トラブルの解決事例 49

他の相続人より預金の管理等を巡って根拠のない追求が続いたため弁護士が間に入り、遺産分割の争点を整理しながら丁寧に協議を行い早期に解決した事案

解決事例49

担当弁護士
小湊 敬祐
トラブル内容
遺産分割協議
解決方法
協議
ご依頼者
M.Uさん
受任年
2022年
解決年
2023年

ご相談時の状況

被相続人の自宅土地・建物の処理のほか、保険金の分配や生前の引き出し預金なども問題になった事案です。ご相談者のM.Uさんは、預金の使途や遺品の管理について相手方から厳しく追及を受けたため、当事務所にお越しになりました。

解決に向けた弁護士の活動内容

弁護士がお話を伺い、調査をしてみると、相手方からの追及は、ほとんど根拠のないものでした。

このため、弁護士が間に入って遺産分割協議を進める旨を伝え、ご依頼者のM.Uさん本人に対する連絡をストップさせました。また、遺産分割に関係のない内容については回答をしない姿勢を明確に示しました。

引き出した預金については使途をきちんと整理・分析して交渉を行い、自宅不動産についても、遺産分割前に売却をしてから現金で分ける方向での協議を進め、無事に遺産分割協議が成立しました。

解決に至ったポイント

この事例は、遺産分割の内容自体は、それほど法律的に複雑な状況ではありませんでした。内容よりも、被相続人(親)が亡くなるまでの経緯や親戚関係による感情対立により、スムーズな遺産分割が困難となっていたものです。

このため、弁護士が間に入って争点について整理を行い、法律上はどのような定めになっているのか、裁判所での調停・審判をしたらどのような結論になる見込みであるのか、交通整理を行いました。

その結果、活動開始の時点で想定していたよりも早く、協議で解決することができました。

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