相続トラブルの解決事例 05

亡くなった被相続人名義の土地・建物に対する相続人の間でのトラブルに対し、穏便に解決したいご依頼者の希望にそって丁寧に対応、約7か月で決裂することなく解決した事案

解決事例05

解説弁護士
谷 靖介
トラブル内容
その他相続トラブル
解決方法
交渉
ご依頼者
I.Kさん
受任年
2018年
解決年
2018年

相続トラブルの概要

亡くなった被相続人と同居していた相続人(依頼者)からのご相談でした。

ご依頼者が現在居住している被相続人名義の土地・建物について、「相続人の一人(A氏)が、自己の相続分を勝手に親族であるB氏に売ってしまい、既に登記も移転されてしまった。B氏からは、自己の持分(A氏の相続分だったもの)を高額で買い取ってくれと言われて困っている」とのことでした。

解決に向けてのポイント

まずは対象となる不動産の価値について、固定資産評価額や査定等を取り寄せて、調査・分析を進めました。

一方で、A氏とB氏との間の相続分の売買の実態が不明だったので、誰を相手方とすべきか、どのような手続を用いるべきかについて検討を重ねました。

本件は親族間の出来事であり、ご依頼者が波風を立てることを嫌ったことから、B氏との間での話し合いによる解決を目指し、最終的に合意することができました。

解決に向けた交渉の経過

ご依頼者の方からは、今住んでいる土地建物についてB氏から、自己の持分を高額で買い取るよう迫られて困っており、解決に向けて弁護士のアドバイスを受けたいとのことでご依頼を受けました。

しかし、親族間の出来事でもあり、今後も付き合いが続いていくことから、なるべく穏便な方法を取りたいとのご要望もありました。

そのため、ご依頼者本人がB氏と話し合いをする方法を取ることになりました。B氏との話し合いの前に、ご依頼者とは綿密に打ち合わせをし、話し合いでのポイントについてアドバイスさせていただきました

その結果、B氏の当初請求よりは大分低額で合意し、登記の移転にも協力してもらうことができました。

当事務所が関わった結果

今回は、ご依頼者本人と相手方本人との交渉を裏方からアドバイスさせていただく形でお手伝いさせていただきました。

交渉するにあたり、対象となる不動産を詳細に調査・分析しました。その上で、どのように交渉すべきかを、ご依頼者と綿密に打ち合わせました。

その結果、話し合いの中で合意に至ることができ、親族同士が決裂することなく、解決にたどり着くことができました。

その後の登記手続等もアドバイスさせていただき、ご依頼から7か月程度で、全ての手続について終了に至りました。

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